6年ぶりに更新します…! 「Mr.Children tour 2023/24 miss you」 2024年1月21日、高崎芸術劇場での公演を見て、久々にミスチルについて書きたくなりました。声出しをどこで復活させるのか、きっちりと考えられたセットリストだったからです。ネタバレありで…
2018年3月18日(日) 「エレファントカシマシ 30th ANNIVERSARY TOUR "THE FIGHTING MAN" SPECIAL ド・ド・ドーンと集結!!~夢の競演~」 17:00~21:00@さいたまスーパーアリーナ 400レベルから、遠目に見ておりました。 スピッツ→ミスチル→エレカシの順…
1995年12月5日発売の1stアルバム。累計280万枚近い彼ら最大のヒットアルバムにして、90年代J-POPの最高峰。全く古びておらず、タイトルに恥じない普遍性がしっかりと埋め込まれている。収録数は10曲と少ないですが、小林武史氏が練りに練り込んだ隙のないポ…
エレカシライブもThanksgiving25の発売も迫りつつある中、ようやく数周した雑記的な感想です。 【総評】 いかに4人がコンセプチュアルなツアーを築いていったか、特に田原さんの活躍は見えました。ヒカリノアトリエの「苦難を乗り越えていく人生観」は、確…
Mr.Childrenの新曲「here comes my love」が1月20日より配信開始。 前回投稿からだいぶ間が開いてしまいました。 公式の歌詞も無い状態ですが、思ったことを書いていきます。 ①音:新たな定番サウンドの確立 ざっくり言って、ノブナガ→Be Strong→足音→Starti…
2017年9月20日発売の3rdアルバム。 本人も自信作と言うように、初期~中期レミオのような伸びやかでキレの良い曲が復活しつつあります。 「完全復活」とまでは言わないですが、久しぶりの快作だと思います。先日ライブに行って熱が再燃したこともあり、現在…
パワーポップというジャンルがあります。ものすごくキャッチーで、好きな人は好きだけど、近づかない人にはかすりもしない。でもそこそこ歴史があって、今も続いている。そんなちょっと変わった音楽の魅力を紹介できたらと思い、筆を執りました。 ジャンル分…
2017年4月12日発売の7thアルバム。 小出祐介氏の世界観とメッセージが丹念に描き込まれた6th「C2」や5th「二十九歳」に対し、今回は詩も音もゆるーく脱力していて、リラックスして楽しめます。 もともと彼らが持っていたシティポップ感が、ギター湯浅の脱退…
ちょっと前の投稿になりますが、SENSEレビューで見た「虚構性を越えた希望」が、いかに表現されているか。ツアーで演奏された曲の歌詞を抜粋し、ストーリーを振り返ります。 ミスチルの歴史の中でも屈指の完成度のライブだったと思っています。 歌詞の抜き方…
www.youtube.com さっくり紹介シリーズ。 コステロ10枚目のアルバム「King of America」収録。 コステロは2015年に「サポートも同期もなく、ギターのみで30曲近く歌う」というなかなかパワフルなツアーをやっていまして、 ちょうど自分がアメリカに…
「奏」がラジオで流れまくってた頃、ツタヤに行ったら当時出たばかりの「ふれて未来を」を見つけて、なぜかそっちだけ借りて帰ったのが私のスキマスイッチとの出会いです。 一聴で軽快な曲調とバランスの良いアレンジ、そして特徴的なボーカルに心掴まれ、数…
藤巻亮太というアーティストは、宇宙のモチーフを多用します。宇宙が好きだとよく語っています。 中でも「月」は歌詞に頻出します。 そんな彼の「月」の使い方を初期から追ってみよう、という企画です。音源もいくつか貼っていきます。 【朝顔】2003年発表。…
レミオロメンは、特に「朝顔」~「HORIZON」辺りが私が音楽を聞くようになった時期と被っており、大変思い入れの深いバンドです。 当時はアジカン、バンプ、ACIDMANと並んで新時代の邦ロックの幕開けだ!と期待されていましたね。 そんなレミオロメンから、…
※今アルバムラストの「オチ」、映画「ファイトクラブ」のオチに言及しています。 Foo Fighters - "Concrete and Gold" 【総論①】 作り込んだごった煮 2017年9月15日発表。できたてほやほや。Foo Fighters9枚目のアルバム。 デビュー以来常に進化を続けてき…
SENSEはその名の通り、「聞き手に感じ取って欲しい」というアルバムです。そのためミスチルはこれまで、今作に込めた思いについて、インタビューなどで全く語っていません。おそらく当時の取材依頼は全て断ったのでしょう。取材を受けるようになったREFLECTI…
8~11曲目のアルバム後半戦は、7曲目「I will be found」で孤独の中に希望を見いだした彼の心境の変化がよりストレートに描かれます。 8曲目【Wildfire (feat. Frank Ocean)】 もう一回Wildfireの世界へ。曲のバックでは虫が鳴いていて屋外にいるよう。…
「夏の終わりに季節感がぴったり」ということで、John Mayerの6枚目のアルバム「Paradise Valley」を2回に分けて紹介します。 【以下、私的な簡単なジョンメイヤー紹介】 1977年生まれの39歳。アメリカのコネチカット生まれ、コネチカット育ち。 ブルース…
個人的にもう、マックスの褒め言葉です。大森靖子はロッキーだ。 www.youtube.com 彼女の音楽性とか今っぽいスター性についてはまた別の機会に書きます。今回は彼女の音楽への向き合い方がカッケーという話です。 andymoriの「クラブナイト」も、ミスチルの…
もうメロディも歌詞もどうでも良いから一緒に音楽に酔おう、という曲。すごくストレートで解釈の余地もほとんどないですが、ライブで歌ってる姿がすごく良いので今更ながらただただリンクを貼りたい。という記事です。 www.youtube.com
1stアルバム収録曲。 例えばミスチルは「輝く星になれたら僕らはつながっていける」と歌いますが、この人達は「ぼかぁ勝手に輝きますよ」という感じ。 曲の質も、歌の魅力も、見た目のバランスも抜群だったのに。andymoriが売れないなんて日本の音楽業界は腐…
www.youtube.com SUPERMARKET FANTASYの話もようやくこれで終わりです。 ここまで見てきたように、このアルバムのテーマは「消費の肯定」です。 ここには、配信が主流となり、昔のようにCDが売れない業界への思いも強く込められています。 音楽が娯楽の中…
続きです。 (上)では、Mr.ChildrenがSUPERMARKET FANTASYで「客か自分か」という二項対立を抜け出して、消費を肯定できるようになったと書きました。 ではなぜそれが可能になったのか。それを辿るには、HOME発売以降の流れを追う必要があると考えます。
「俺の考えを聞いて!」というエゴと、「どうでもいいから好きなように楽しんで」と受け手に委ねる感覚。優れたポップミュージシャンは、この対立する要素のバランスを上手に取ることができます。 ミスチルの場合、HOMEまでは「桜井和寿の人生論」が滲むよう…
himawariの記事で言いたいことはだいぶ吐き出せたので、ここからは思いつくままに過去の曲をレビューしていきます。 www.youtube.com 何書こうか考えましたが、やっぱりミスチルから。大好きな曲を選びました。 【概論】 ポップへの回帰と新しいミスチル像 …
1発目のエントリーはMr.Childrenの新曲「himawari」のレビューです。 元々ミスチルは大ファンなのですが、この曲には色んな意味で心を掴まれました。この気持ちを文字に残しておきたいと思ったこと、これが当ブログを始めた最大のきっかけです。 さっそく、…
主に自分が好きな音楽について、ライブの記録や曲のレビューなどゆるゆる書いていきます。 不定期かつ、一度上げた記事を加筆修正することもあるかと思います。 よろしくお願いします。